2015年2月21日土曜日

南半球の今年は丑年ですよ!

旧正月も迎え、いよいよ世界中に新年がやって来ました!
さて、今日は日本標準時に近い神戸から少し専門的なお話を。
運命を読み解く「干」と「支」は、生まれた場所でかわります。
例えば生時。
北海道根室と沖縄県久米島では時差が約1時間あるんです。
つまり日本時間が同じでも正確に計算すると生時がかわり「時柱干支」に違いが出る場合が
あります。また、南半球では年月日の「支」が全てひっくり返ります。
すなわち、南半球で今年は『乙丑』年なです。
オーストラリアの方には、今年の事象は『丑』年のお話をしなければなりません。
東洋占星術発祥の地は、言わずと知れたアジアです。
そしてアジア周辺の諸国ほとんどが北半球に属しています。
つまり、この学問は北半球諸国をメインにしたものなのです!
しかし、この100年の飛躍的科学発展の中で東洋占星術も地球全体を
視野に入れた学問へと進化しなければなりませんでした。

さて、南半球から地球を見ると、宇宙との接点や公転自転ともに北半球と真逆。
唯一時間の日付変更線は南北どちらも同じ軸です。
なので北半球生まれと南半球生まれの運命式の出し方が変わるのです。

南半球生まれは、年月日の支を北半球の全て逆(対沖)でとるのです。

皆様の食卓にも当たり前の世界中の料理が献立に上がっているはずです。
東洋占星術発祥のはるか昔には、想像すら出来ない世界に今なっているのです。
ジェット機なら一日で地球を1周し、スペースシャトルなら90分で宇宙に出られる、
こんな世界に!科学の進歩と人の移動時間の変化、グローバル化に対応すべく
東洋占星術も日々研究発展をし続けています。

「あなたは、どこで生まれましたか?」
これからの鑑定で大切な質問事項になってきそうです!